長距離走るならディーゼル車がガソリン車よりお得?
自動車を走らせるにあたって、燃料代の問題にはドライバーの誰もが頭を悩ませます。少しでも燃料代を抑えたいと思いつつ、なかなかうまくいかないという方もいるでしょう。中にはガソリン車よりも燃費が良いと言われるディーゼル車への乗り換えを考える方もいるのではないでしょうか?
ディーゼル車の燃費
ディーゼル車は、燃料としてガソリンではなく軽油を消費します。税金の関係で、ガソリン代よりも軽油のほうが1Lあたりの料金が安価であるため、ディーゼル車のほうが燃費が良いと言われています。かつては走行に伴い、有害物質が発生するということからディーゼル車を避ける方もいましたが、今は有害物質の量が少ないクリーンディーゼル車が増えていることから、ディーゼル車への乗り換えを検討する方も増えています。しかし、人によってはディーゼル車では、逆に燃費が悪くなってしまう方も少なくありません。
ディーゼル車と相性が良いのはどんな人?
ディーゼル車は、走行中にフィルターに捕集した有害物質を燃やす「DPF再生」という作業が実施されます。DPF再生は、通常完了するまでに15~30分くらいかかります。この間に走行を止めてしまうと、不完全燃焼の状態になり、有害物質が燃え切りません。これは、パワーダウンや燃費の低下など、ディーゼル車の不調の原因になります。さらに、自動のDPFの再生で有害物質が燃え切らなかった場合、手動再生や強制再生など、本来とは異なる方法で有害物質を燃やすことになります。これは、DPFに過剰な負担をかけ、溶損させる原因になります。DPFが溶損すると有害物質を捕集することができなくなり、有害物質をそのまま放出することになります。こうなると、車検が通らない可能性があります。
ディーゼル車と相性が良いのは、常に15分以上の長距離を走行する方です。走行中の自動再生によって有害物質を燃やしきることができ、DPFに大きな負荷をかけません。トラブルのリスクが低く、燃費の良さを活かすことができます。このような方は買い替えを検討すると良いでしょう。
DPFのトラブルを防ぎましょう
相性の良い方が乗ったとしても、DPFのトラブルが一切起こらないというわけではありません。これは、ガソリン車に乗り続けることで不調が起こることと同様です。ディーゼル車も走行を重ねるごとに不調が現れやすくなります。DPFに関しても、上手く自走再生がされずに手動再生や強制再生で有害物質を燃やす機会が増えるでしょう。ディーゼル車特有であるDPFのトラブルをできる限り防ぐためには、しっかりとDPFの再生がされる環境を整えてあげなければなりません。走行距離はもちろんですが、例えばアドヴァンテージ エンジニアリングの「DPFクリーナー350°」を利用することで、通常よりも低い温度からDPFの再生がされるようになります。低い温度からDPFの再生が可能になることで、DPF再生による負担が軽減され、トラブルのリスクを減らせます。
【公式】DPFクリーナー350° 製品説明ページ:http://advantage-e.jp/dpf/dpf.html
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