新人社員研修について
新入社員研修は新卒社員だけのミッションではありません。もちろん、主役は新卒側になりますが、育成担当となる側も育成やマネジメントスキルについて学ぶ場なのです。とはいっても、教える側はしっかりしてないと話になりません。最近では、大手の会社でも新入社員研修は外部業者に委託しているケースが増えていますが、研修によっては新入社員研修とメンター研修をセットにしているものもあり、双方が研修を受けることで課題を解決したり成長につなげるという効果が期待できます。
新入社員研修は学校を卒業したばかりの社員を教育するわけですが、そのような若者に対して研修を行うについて注意点とはどんなところでしょうか、それには時代背景というものを知ることも必要になります。以前の若者は、何も知らないでも、純朴さがあり、背中で上司や先輩の良さを学ぼうとする良さがありましたが、最近の若者はアルバイト慣れしているので、マニュアルには強い反面、常識が分かっていない事です。学生時代なら、それで通じても会社はそれでは通じないという事を教える必要があります。
新入社員研修となれば、担当者は張り切ってあれもこれも教えたがるものですが、正直無駄になるきらいがあります。教えることは、仕事に対するマナー教育を最優先すべきです。電話の応対・名刺の渡し方・仕事に対しての取り組み方です。常識が無いものに何を言っても通じないように、マナーが分かっていない若者に何を教えても結局は無駄になるのです。朝出社をして、挨拶もろくにできない人間に社内のコミュニケーションも取れない者に仕事は出来ないのです。彼らは常識が無いのではなく、知らないだけです。知らないのですから、教えるのです。従来新入社員研修といえば、座学に精神修養を取り入れる会社が多いようでしたが、実践の場に変えることなのです。
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